映画観たよ/変な家

久々に日記に残したくなるくらい微妙な映画を劇場で観たので。
一文で表すなら、「本家の動画でやらないこと全部盛り」って感じの映画でした。

原作の履修具合は以下の通り。
・オモコロ特集読了
YouTube動画視聴済み
・小説版は未読

加えて、私は最初に「変な家」が世に出たWeb媒体「オモコロ」を概ね楽しんでいて、関連する動画チャンネルもひと通り視てる部類の人間です。

*****
Web記事と動画の内容をどうやって劇場尺にするのかなーと思いながら観に行ったんですが、答えは『ホラー要素と因習村を足す』でした。

因習村の部分は小説の加筆要素なのかな?
YouTube動画みたいに安楽椅子探偵状態では映画として盛り上がりに欠けるだろうから、フィールドワークへ赴くのは自然な展開だと判るんですが……それにしたって、ねぇ……?

開幕即ホラー描写だった時点で「おや……?」だったけど、ずーっとこの違和感が続く演出だった。
蛆虫、クリーチャー、流血、ジャンプスケア。
この辺りは原作に惹かれた層と相性悪いと思うんだけど……オンパレードでしたね。

個人的に、原案である動画がウケたのは

① ジャンプスケアや露骨なグロ描写で怖がらせない
② ホラーもオカルトもエッセンスとして入ってるけど、ジャンルはあくまで『ミステリ』
③  作者のキャラ(ビジュアルと声)

この3つ+ご時世的に考察・意味怖が流行ってたっていうのが強いと思っているから、映画とは全く解釈が合わなかった。
グロゴアでビビりたいんじゃなくて、雰囲気でおゾゾ……としたかったので。

月並みな発想として、主人公を雨穴もどきじゃなくて雨穴のフォロワー(元動画に触発されて真相解明に乗り出した青年)にしちゃ駄目だったんですかね?
内容的にそれでも全然成立する話でしょ。


気持ちを切り替えて『国産のB級ホラー』として観ると、まあ悪くはなかったです。
B級ホラーを劇場で観たいかは別として。

と、いうことで以下露悪的な面白ポイント


・柳岡の振る舞いがオモチャンで編集長がやるソレと激似
・白目剥いてたけど死んでないんかい!
・初対面で自宅に招き入れるな/訪問すな
・ホワイトボード持ち出したけど整理する情報が全然ないので間取り図を貼ります
・チラッ……これは幻覚剤!(名探偵栗原)
・チェーンソーおばあちゃんじゃん!
・イベントクリアで動作停止する村人、スーファミ時代のNPCみたい
・どっかで見た顔だと思ったら森廉くんか!!!
・気づいたらお屋敷に火が……(あわや森林火災)


大オチ手前の斉藤由貴のくだりは純粋に良かったですね。
そうだよ、全体的にそういう雰囲気が観たかったんだよ。

ボドゲカフェ行ってきた(約3カ月ぶり/3度目)

三連休最終日、ボドゲ会やってきました。

長時間滞在になるので、おやつ代わりに最近ハマってる蒸しパンを持参したら好評だったよやったね。
カッパのお友達とクマのお友達はハーバーを持参してくれたやったね。
フードの持ち込み料安いし、美味しい物持ち寄ってもいいのかもな。

今回の面子は6人、意図せずカードゲーム多めだった。

■ スプラッシュパーティー
プールサイドに色分けされた人型を並べて、自分の担当カラーが周りにバレないように他の人型をプールに突き落としていくゲーム。
持参したおやつがフレーバーに富んでたので、勝った人から選ぶ方式にしたくてサクっと出来そうなのを選んだんだけど、なかなかに面白かった。
覚えゲーで陣取りゲーなのに、皆段々と突き落とすことが目的になってきてて物騒だった。開幕即野蛮集団。

パンデミック
これは前回もやったヤツ。プレイ人数オーバーしたので2人1組の3キャラでプレイ。
キャラのツモりが良かったからか、前回苦労したのが嘘みたいにサクッと世界を救えてしまった。
良いことのはずなのに、「なんか……救った感なかったね」「もう終わり?」と全員不完全燃焼気味。
プレイ中も「やることないしなぁ……(まだ特効薬も出来てないしウイルス発生してる地域はちらほらある)」みたいな感じで、ぼんやりと進んでいった。
最終的に『目的達成までの過程にはある程度苦難が必要』みたいな結論になって邪悪でしたね。

赤ずきんは眠らない
これはお友達の持ち込みゲーム。
プレイヤーは狼・赤ずきん・その他(親ぶた/子ぶた)のどれかの役が割り振られて、役に応じた立ち居振る舞いでポイントを稼いでいく、というゲーム。オフェンス/ディフェンスの選択に性格が出たね。
1戦目は襲われるリスク少ないのに用心してオフェンスばかり選択してたので全然ポイントが稼げず。
なので、2戦目はリスク覚悟でディフェンス多めに選択したら大勝利でした。
やはり人生は博打。

■ 四国
すごろくとカードゲームが混ざったゲーム。
ゴールした人が勝ちなんじゃなくて、『ゴールした人とビリが敗者、2位とブービーが勝者』という条件。
説明書の解読に時間がかかったけど、やってみたら
ルールを理解したうえで単独首位を走るクマ! 
中間層はモッチャモッチャ混戦!
場にある札はどれも似たり寄ったり!
……みたいな感じで、まー面白かった!!!
誰がどの札を取ったか覚えてたら有利に進行出来るはずなんだけど、そんな賢いことが出来る面子ではなかったので、皆「なんとかなれー!」の精神でプレイしてた。

■ 数律
カードを並べて2桁の数字を作るゲーム。
初手で基準数を大きい数字にしてしまったため、場の指定が『それ以上』になると皆大体唸ってパスしてた。
カラフルな七ならべって感じで軽めに遊べて、読みあい続きで疲弊気味の頭に丁度良かったね。
いつもなら私と下位争いをしているカッパのお友達が何故か2戦2勝した。解せぬ。

■ お邪魔者
俺たちはドワーフ! カードを並べて炭鉱を掘り進めるぜ! そんで伏せられた3枚のカードの中からお宝を当てよう! ただし誰かは進行を妨害する悪いドワーフだ! なゲーム。
初戦、『伏せられたカードのうち1枚を確認できる』というアイテムカードを使ったのに、確認したヤツが口をそろえて「ふぅん……」しか言わないのでどれがお宝か判らないまま進行していった。お前ら善良なドワーフやぞ、何で言わへんねん。
まあ私はどの回も『すんなり進んだら面白くないな』と思って言わなかったんですが。根が邪悪なドワーフ気質。
他にも、『悪いドワーフの目星は付いてるのに、善良なドワーフが全員ポンコツでお宝にたどり着かない』回などがありました。
それとは別に絵柄が地味に怖い。善良なドワーフも悪い顔をしているように見える。

■ コヨーテ
今回最後のゲーム。これは私持ってるんで、ルール説明を試みたんだけど……
「全員の合計数を当てるゲームで……」
「合計が20だなと思ったら、21って言うか、19で「コヨーテ」ってコールするか……」
みたいな感じで、ずっとしどろもどろ。よう説明できなかった。
後々考えて
「自分のカードは見えない状態で、全員の引いたカードの合計数を予想してカウントアップしていくゲーム」
「前の人が言った数字が合計数を超えたな、と思ったら「コヨーテ」ってコールして合計数を確認する」
「オーバーしてたら勝ち、少なかったりジャストだったら負け」
って説明すれば良かったなと思いました。正月にも親戚相手に同じ失敗をしている。

これは俯瞰で試合を観戦するのが面白いみたいなところがあるので、負け抜けてからも楽しい。あと、急に足し算が出来なくなる。
人数が減ってからの札のひきが絶妙で良かったですね。

映画観たよ/ヴァチカンのエクソシスト

劇場で予告見て気になってた作品が、いつの間にかインターネッツ(極地)で大人気になってた!
最寄りの劇場で上映枠調べたら、レイト1枠だけだったので慌てて観に行ってきたよ。
この後仕事に戻ります!ヘケッ!

 

興味あるけどホラー苦手フォロワー2名から事前にチェックポイントをもろてたんで、今回はそういう視点の話中心で。
因みに私はある程度ホラー耐性あるマン、オバケ方面もグロ方面もまあ嗜む程度に見る人間です。劇場まで行くのは「残穢」以来だけど。いや、「ラストナイトインソーホー」か? あれはホラー?

■ フォロワーAのチェックポイント
・突然脅かされるヤツ(以降「いないいないばぁ!」と表記)と、Jホラーに顕著な日常に侵食してくる描写(以降「となりのト●ロ」と表記)が苦手。
貞子はイケたけど、カメ止めはダメだった。

いないいないばぁ!はそこそこある。
怪異由来のばぁ!はほぼないんだけど、突然電気が落ちたり、人が吹っ飛んだりとか、そういう超常現象由来のばぁ!はモリモリでしたね。

となりのト●ロに関しては、スタートラインから『いわく物件へようこそ!』だったので、侵食もクソもなかったです。
初手信長の本能寺入りからスタート、そりゃ燃えますわな 、みたいな。

■ フォロワーBのチェックポイント
・肉体損壊時の断末魔がダメ。グロめのクリーチャーは平気。

悲鳴は6.5割がた誰かしら叫んでる。燃えてる本能寺の中だからね。
でも、パニック由来の悲鳴で肉体損壊自体はそんなにないです。

ただ、オープニングアクトとして豚がショットガンでドタマをぶち抜かれます。
ドタマだからね、モツとかは出てこないんすけど血は飛び散ってる。
あと、小鳥が……「アン●ンマン!新しい顔よ!」よろしくキャストオフします。
こっちは割とダメな人いるかも。

人間に関しては、体があらぬ方向にねじ曲がったり(でも無事)、体に蚯蚓腫れの要領でメッセージが浮き出したり(でも無事)、耳が食いちぎられたり(でも無事)します。


■ その他、ホラー駄目人(だめんちゅ)が引っかかりそうなポイント↓

・始まる前にホラー映画の予告が2本入るぞ!
私が観たのはTOHOシネマズだったので、他の劇場は違うかもしれんけど。
因みに2本のうち1本はディズニーの「ホーンテッドマンション」だったので、微塵も怖くない。でも、ホラー作品だなと分かる雰囲気ではある。

・音響効果のビビらせはモリモリ!
ホラー特有の不協和音BGMと静寂の緩急で怖い雰囲気はバリバリに出してくる。

・ミイラもいっぱい出てくる
襲い掛かってきたりしない、善きミイラなんだけどね……終盤に出てきます。結構いっぱい。

 

チェックできたポイントはこんなものかな~。
言うてホラー耐性中の上人間の感覚なので、ガチ駄目人には参考にならないかもしれないけど。

ーーーーー

TLに流れてきた知らん人の感想で、「Jホラーの趣き」っていうのを目にしたんだけど、確かになと思った。
どっちかってーと、近年のJホラーじゃなくてビフォー貞子のJホラー。「学校の怪談」とかあの辺。

私は終盤に向けての雰囲気から、野村萬斎版の「陰陽師」っぽいなと思った。
クライマックスはずっとヒュ~!やったれやったれ~!ガブリエーレがんばぇ~!のテンション。
私の中にあちらの教えと信仰がないので、能力バトルものを観ているような感覚でした。

クマさんみたいなビジュで、ゴリゴリのしごできなのにチャーミングなラッセル・クロウ主席祓魔師、サイコー。
組織内でのポジションが暴れん坊将軍の忠相みがあって、そこも良かったです。

ボドゲカフェ行ってきた(約2カ月ぶり/2度目)

今回は面子を5人揃えて、個室貸切・オープンからクローズまでの遊び倒しプランで行ってきた。
フィンガーフードをつまみつつ、ぶっ通しで9時間。
あっちゅーま。ビビる。何ならまだ遊べた。

マラケシュ
1人遅れて到着だったので待ってる間にサクッと1ゲーム。
今回も惨敗でしたね……。
今回はちゃんと考えてサイコロ振ってたし、そんなに大金払った記憶もないのに何故か土地もコインもすってんてん。
ずっと「いつからこうなった……?」って言ってた。ホントいつからだよ……。今でもわかんねぇよ……。
一番嬉しかったのは物理アバター:河童の友人が物理アバター:クマの友人の広大な陣地に止まり大枚を払っていた時。
自分に利益が入らなくても他者がすってんてんになる様はきゃっきゃしちゃう(それでも最終的に負けてる)。

・トマトマト
活舌に自信がある訳でもねぇのに挑みました。
魔魔戸的戸トマトトマトポッ……誰やこんなところに芋置いたん!!!!!!

 

パンデミック
友人がやりたかったヤーツ。
疫病の感染拡大を防いで世界を救おう!って協力ゲームです。
全然救えねぇ、世界。3回滅亡させてしもた。
「ここに拠点を立てて、(河童の友人が)赤いカードを自引き出来れば、特効薬が作れるから……」 → 自引き出来ず → 「貴方っていっつもそう!!!」
を繰り返してる回もあった。
まだ終わってないのに「これはもう……無理ですね」みたいな感じで終わりゆく世界を眺めながら反省会をする回もあった。
4回目で何とか救えた世界線に入れたので良かったです。

 

・そういうお前はどうなんだ?
私がやりたかったゲーム。お店に置いてなかったので私物持ち込みです。
これはねぇ、ロールプレイに慣れてるプレイヤーが居ないとちょっと難易度高いかな、って思た。もしくは元演劇部員とか。
被害者の状況と、相手の手札に書かれた状況をこじつけて「◎◎ってことはお前が犯人だろ!」と難癖をつけていくゲームなんですが、これが意外と難しい。
高名な霊能力者の持ち物から呪物的な怪しい仮面が見つかったとしても、「まあ……持っててもおかしくないしな……。事件とは直接関係なさそうだし……」みたいになっちゃってこじつけられない。
死因が刺殺の事件で銃が持ち物から出てきた時は、「犯人じゃないとしても別の罪に問われるからな!」ってなった。

・ストライク
これは頭を使わない運ゲーがやりたい!ということで店員さんに薦めてもらったヤツ。
サイコロの出目が揃ったら貰える、勝ち残りゲー。シンプルにギャンブル。
ここまで低みの争いをしていた河童とパンダ(私)が決勝を争う形に。
まあ負けたんですけども!!!!!!!!

・音速飯店
トランプのスピードと同じ要領のゲーム。
これは反応速度と手札の把握能力が物を言うヤーツでした。
終盤にきてようやく1上がり出来たよ! ッシャー!!!!! エビチャーハンください!!!!!

 

・たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ
ボドゲと言えばコレ、のうちの1つに入るくらいメジャーなゲーム。
初手は真面目にプロポーズ考えてたんですが、段々思考が大喜利に寄っていってしまい……1人だけ怪文ツクールとして遊んでました。たのしいね。
何かよぉ判らんけど自分の考えた文章がツボに入ってしまい、ゲラって読み上げられないターンが発生。多分、脳が疲れてた。

 

競い合い、協力ゲー、運ゲー、ロールプレイ、反射神経ゲー等々、ジャンル偏らず遊べました。ナイスゲームセレクト。
今回初めましてだった2人もまんまと会員証作ってたので、きっと第3回もあります。
ホットドッグがデカくて美味かった。

ボドゲカフェに行ってきた

タイトルのとおりです。

最近ボドゲに興味が湧いてまして。
ボドゲカフェ行ってみたいなーと漠然と思ってたところに、神奈川県民の友人ーズとそれぞれ「飲み行きたいね!」って話が出たので、ここぞとばかりに誘ってみた。行動力の権化。ノッてくれてありがとう。君たちも行動力の権化。

今回行ったのは横浜にある「227」というボドゲカフェバー。

【227】Board game Cafe&Bar(@227boardgame)さん / Twitter


都内にもボドゲカフェはあるんだけど、神奈川県民2:都民1なら、まあ私が移動するのが一番手間がないわなってのと、ドリンクの種類が豊富そうだったので。
ボドゲ未経験者ばかりだから、トライアルで3時間……いやそれでも長いか……? と思って予約したわけですが、結論から言うとぜーーーーんぜん時間足りなかったね。楽しすぎた。


今回遊んだのは

マラケシュ
・ことばのクローバー
三千世界の鴉を殺し主と朝寝がしてみたい

の3つ。どれも違う系統のゲームで、初回にしてはバランスよく遊べたのでは。

 

マラケシュ
これは私がやりたかったヤツ。
通行料の発生する陣取りゲームみたいなもの。
序盤は自陣の拡大に終始して、終盤に近づくほど通行料のやりとりでヒリヒリしていく、というゲームのはずなんだけど……2手目辺りでなーーーんも考えんとサイコロを振り、進行方向が敵陣で通行料を払うという凡ミスをやらかしましてね……そこからはもう通行料を支払うだけの人生ですよ。
陣はめちゃめちゃ拡大できてるのに、何故か誰も自陣を通らなくてな……土地持ち貧乏で最下位。なんでや。

もう1戦やって、そっちでは一番自陣が少ない(言うて3人とも似たような陣数だったけど)のに、メニメニマニマニで優勝しました。なんでや。

② ことばのクローバー
これは店員さんに勧めて貰ったやつ。
創作するタイプのオタクばかりだったので、言葉を使ったゲームをやりたいなーと。
ランダムでお題カードを4枚選び、その中の2枚を組み合わせてカードに書かれてる言葉から連想する言葉をボードに書き、他のプレイヤーがお題カードを当てる、というゲーム。

お題の組み合わせもランダムで決めなきゃいけないので、すんげーーーー共通点のない単語同士から連想語を生み出さなきゃいけなくなる。これがムズい。
私が引いたので1番苦労したのは「香水」と「ロボット」。
もう「香水出る出るくん」とかいう存在しないロボットを作り上げるしかなくね?ってなったんですが、ない言葉は当然ダメなのでなんとか捻り出しました。案の定伝わらなかったけど。
あと、「テントウムシ」と「ナプキン」も辛かったですね。どちらも『わかるかい!!!』って怒られました。判ってよ私のこと!!!!!

これも2戦やって、2回目の方は自分では(今回はわかり易いやろ)と思ったのに結果1番時間がかかり……お互いの発想力というか、思考が透けて見える感じが面白かった。
センキュー勧めてくれた店員さん。

③ 三千世界(以下略)
これは友人ーズが選んだゲーム。
毎ターン「鳥」のカードを3枚と「三味線」のカードを2枚引いて、「場」に指定された「鳥」の数以下でターンを終えないといけない……っていう、手札減らし式のカードゲーム。ババ抜きのウノの間の子みたいな。「三味線」はアイテムカードで、これを使って「鳥」を減らしていくの。

これはねーーー1番駆け引きが発生したゲームだった。そして私はカードの引きが弱い。
「場から1枚「鳥」を引いて、その「鳥」と同じ種類の手持ちの「鳥」を一掃できる」みたいな大逆転アイテムを発動したのに、引いたカードは手持ちにいない「鳥」だったりね……。ベタな即落ち2コマを披露してしまった。ホーホケキョ。

友人の手元に「鶏」のカードがやたら集まってるのを見て、『養鶏場かぁ?』と煽るなどしました。性格が出る。

 

あっという間に3時間過ぎてった。
帰り支度をしながら『全然時間足りないねー』『今度は予めやりたいボドゲ調べて終日コースで来ようよ』『メンバー増やして貸し切りルームの方借りよう』と、ご利用者様の喜びの声の典型みたいな話をマジでした。
カフェバーとうたってるだけあって、モクテル(ノンアルコールカクテル)の種類も豊富で、そこも良かったポイント。
友達んちに集まって遊んだ女児時代に戻ったようで楽しかったです。アナログゲームいいなー。石油王になったら集めたい物が増えた。

今度は。「そういうお前はどうなんだ」とか、ある程度人数が集まらないと盛り上がらなそうなゲームもやりたいね。仲間内でヒリヒリギスギスしよう。

 

それはそれとして、横浜駅迷宮過ぎんか??? 難易度高すぎて落ち合うまでのLineグループのやりとりが脱出ゲームみたいになってたがな。神奈川県民も迷ってたぞ。

映画2本みたよ(わたしの幸せな結婚/刀剣乱舞 黎明)

お久しぶりに映画の感想文です。
すずめとかザファとか観に行ってたんですが、すっかり書き忘れてたね。三井寿

以下、ネタバレ諸々配慮せず書いていくんで、自衛よろしくな。

 

■ わたしの幸せな結婚
原作知識はなろう版読了、コミカライズはガンガンオンラインで思い出したら追う程度です。
主演にもそんなに思い入れはなく、どちらかと言えば「塚原あゆ子監督が?! 少女小説原作を?!」みたいな興味で観に行きまして。

いやーーーーーー良いんじゃない? これ、かなり良い実写化なんじゃない?
ジャパニーズファンタジー。異能の国ニポン。
世界観は冒頭でツダケンが全部語ってくれるので、原作知らなくても理解できると思う。
個人的に一番違和感あっためめ(ヒーロー)の銀髪は、観てる間に馴染んできまして。
ラブロマンスベースの能力バトルもの。とても好みだった。

封切直後かな? タイムラインに
「これプロモーションの仕方が勿体ない! 思ってた内容と(いい意味で)違う!」
みたいな感想が流れてきたんだけど、観てから改めて考えても売り方の難しい映画だなーと思った。
舞台はファンタジー日本だから、いわゆる大正浪漫的な時代要素は薄めだし。
能力バトル(敵は国家転覆を目論む謎の組織)要素も結構濃いめではあるんだけど……そこには少女小説的なラブロマンスが絡んでくるから、込みで楽しめないとキツい。
と、なると一番でっかいマスを狙うプロモーションは今の形になるのかなぁ……と。
↑は同好のオタク同士が口コミで広めるしかない魅力……。

ともあれ、観に行って良かったです。後押ししてくれたフォロワサンキュー!

 

刀剣乱舞 黎明
春映画!!!!! 春映画じゃないか! お前、久しぶりだな!
って感じの話でした。
ついったにも書いたけど、一番最初の審神者が映ったカットで雅な和風の間接照明(竹筒に穴をあけて模様を描いてるやつ)が7色に光ってたセンスに全てが集約されてると思う。雅を介さぬ罰だ。

これも先に観てたフォロワが「春映画」って言ってたから期待し過ぎずに見れたのは幸いだった。
継承のテンションで観に行ってたら大事故だった。
みんな大好きギャル主(仮)は良かったね。続編的なもので彼女の(仮)が取れる話をやるなら観に行きたいです。

靖子にゃんが圧倒的にお上手すぎるっていうのもあるんだけど、改めて難しいジャンルだなーと思った。
「とある本丸」システムが浸透して解釈の幅が広がってるけど、やっぱり歴史知識がねーとコンテンツの良さが活きてこないよね……みたいな。

フォロワと酒飲みながら「『次作の劇場版脚本執筆をあなたにお願いします』って言われたらどんな話にするか」を話したいな。

作ろう/100均材料でぬい用たすき

巷で話題のトーハク・土偶ぬい

通販戦線に大勝利してお迎えできたので、歓迎のタスキを作った忘備録。
文字がホラーフォントみたいになってる理由は後々判ります。

 

■ 材料

① サテンリボン 太い方(赤)
② サテンリボン 細い方(白だけで良かったけど単体で売ってなかった)
③ スティックのり (今一番信頼してるのりがコレ)
④ ほつれ止め

この4つがあれば作れる。ご覧の通り全てダイソーで揃えました。
1個だけ作る場合は、リボンに関しては手芸店行って10センチ単位で図り売ってもらった方が安く済むはず。
2種類買っても多分200円しない。幅も選択肢が多い。
今回はものぐさをしました。

△のメタリックリボンは①の互換品。どっちかがあればいい。
×のペンに関しては不要ダヨ。

左が①、右が△
こんな感じで、△の方はキラキラだけど若干スケスケ。

<その他あるといいもの>
・洗濯ばさみ
・ボンド

■ 作り方

まず、土台になる赤リボンの長さを勘で決めます。
A4の長い方で1と2/3くらいにしてみた。根拠はない。
リボン結びをするので、必ず片側を長めにとる。
折り返しのところはしっかり折ってスジをつけておきましょう。

次は白いリボンを切る。これも長さは勘。

こっちはきっちり半分で折ってスジをつけておきます

折りスジを付けたら、白いリボンの裏にノリを塗る。
この後手がベタつくことになるけど、全面にしっかり塗る。
リボンの裏表に関しては、ざらざらしてる方が裏。ツルツルの方が表。

折りスジを目印に白リボン(裏)と赤リボン(表)を貼り合わせる。

貼り合わせたのがこんな感じ。
はがれないようグリグリしてると折りスジは消えていきます。

あとは、「リボン結び 表向き」でググってもろて、良い感じに結び合わせる。

出来上がったものがこちらです。
サテンリボンはツルッツル滑るんで、良い感じに結べたら結び目をボンドで固めてしまった方が後々ストレスなくて良いと思う。

リボンの端をカットして、ほつれ止めを塗る。
塗っとかないとリボンの織りが解けてケバッケバになっていきますんで。

あと、これは別にマストでやらなくていいんだけど、

前に来るリボンの輪の裏側にボンドを塗って

こんな感じでタスキ本体に貼っておくと、リボンが少し前側に傾いて、正面から写真を撮った時の見栄えが良いと思う。

工作はここまでで終わり。あとはタスキに文字を書いて完成。
「にじまない」の文字を信じて挑んだわけですが……

御覧の有様。ガンにじみやんけワレ。
一文字目の一画で「これはにじむヤツ……!」と判ったんですが、もう引き返せないんで全部書きました。『おいでやす』。

調べてみたら、アクリル絵の具ならにじまないとか、布用ペンなら……とか、にじみ止めをしろとか、いろいろ対処法はあるらしいんだけど、今回はもう心が折れたのでこのまま。
次回作るときはアイロンプリントで挑みたいと思います。

おいでませ、土偶チャン。勘で作ったからちょっと大きいね。
カチューシャは「みまさかや。」の新作です。近日中のBoothで販売する予定。
これは『WELCOME』バージョン。『HAPPY』と『LOVE』もあるよ。

ちなみに、メタルリボンで作るとこんな感じ。

スケスケは思ったほど気にならないけど、リボンの我が強い(固い)のが難点。
ほつれ止めをしなくても切り口がほどけないのは良い。
あとやっぱ金の縁取りがあるのは可愛い。

リボンの幅や長さを調整すれば、どんなぬいにも合うサイズで作れると思うので、ご興味ある方は是非。