映画観たよ/ヴァチカンのエクソシスト

劇場で予告見て気になってた作品が、いつの間にかインターネッツ(極地)で大人気になってた!
最寄りの劇場で上映枠調べたら、レイト1枠だけだったので慌てて観に行ってきたよ。
この後仕事に戻ります!ヘケッ!

 

興味あるけどホラー苦手フォロワー2名から事前にチェックポイントをもろてたんで、今回はそういう視点の話中心で。
因みに私はある程度ホラー耐性あるマン、オバケ方面もグロ方面もまあ嗜む程度に見る人間です。劇場まで行くのは「残穢」以来だけど。いや、「ラストナイトインソーホー」か? あれはホラー?

■ フォロワーAのチェックポイント
・突然脅かされるヤツ(以降「いないいないばぁ!」と表記)と、Jホラーに顕著な日常に侵食してくる描写(以降「となりのト●ロ」と表記)が苦手。
貞子はイケたけど、カメ止めはダメだった。

いないいないばぁ!はそこそこある。
怪異由来のばぁ!はほぼないんだけど、突然電気が落ちたり、人が吹っ飛んだりとか、そういう超常現象由来のばぁ!はモリモリでしたね。

となりのト●ロに関しては、スタートラインから『いわく物件へようこそ!』だったので、侵食もクソもなかったです。
初手信長の本能寺入りからスタート、そりゃ燃えますわな 、みたいな。

■ フォロワーBのチェックポイント
・肉体損壊時の断末魔がダメ。グロめのクリーチャーは平気。

悲鳴は6.5割がた誰かしら叫んでる。燃えてる本能寺の中だからね。
でも、パニック由来の悲鳴で肉体損壊自体はそんなにないです。

ただ、オープニングアクトとして豚がショットガンでドタマをぶち抜かれます。
ドタマだからね、モツとかは出てこないんすけど血は飛び散ってる。
あと、小鳥が……「アン●ンマン!新しい顔よ!」よろしくキャストオフします。
こっちは割とダメな人いるかも。

人間に関しては、体があらぬ方向にねじ曲がったり(でも無事)、体に蚯蚓腫れの要領でメッセージが浮き出したり(でも無事)、耳が食いちぎられたり(でも無事)します。


■ その他、ホラー駄目人(だめんちゅ)が引っかかりそうなポイント↓

・始まる前にホラー映画の予告が2本入るぞ!
私が観たのはTOHOシネマズだったので、他の劇場は違うかもしれんけど。
因みに2本のうち1本はディズニーの「ホーンテッドマンション」だったので、微塵も怖くない。でも、ホラー作品だなと分かる雰囲気ではある。

・音響効果のビビらせはモリモリ!
ホラー特有の不協和音BGMと静寂の緩急で怖い雰囲気はバリバリに出してくる。

・ミイラもいっぱい出てくる
襲い掛かってきたりしない、善きミイラなんだけどね……終盤に出てきます。結構いっぱい。

 

チェックできたポイントはこんなものかな~。
言うてホラー耐性中の上人間の感覚なので、ガチ駄目人には参考にならないかもしれないけど。

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TLに流れてきた知らん人の感想で、「Jホラーの趣き」っていうのを目にしたんだけど、確かになと思った。
どっちかってーと、近年のJホラーじゃなくてビフォー貞子のJホラー。「学校の怪談」とかあの辺。

私は終盤に向けての雰囲気から、野村萬斎版の「陰陽師」っぽいなと思った。
クライマックスはずっとヒュ~!やったれやったれ~!ガブリエーレがんばぇ~!のテンション。
私の中にあちらの教えと信仰がないので、能力バトルものを観ているような感覚でした。

クマさんみたいなビジュで、ゴリゴリのしごできなのにチャーミングなラッセル・クロウ主席祓魔師、サイコー。
組織内でのポジションが暴れん坊将軍の忠相みがあって、そこも良かったです。