映画2本みたよ(わたしの幸せな結婚/刀剣乱舞 黎明)

お久しぶりに映画の感想文です。
すずめとかザファとか観に行ってたんですが、すっかり書き忘れてたね。三井寿

以下、ネタバレ諸々配慮せず書いていくんで、自衛よろしくな。

 

■ わたしの幸せな結婚
原作知識はなろう版読了、コミカライズはガンガンオンラインで思い出したら追う程度です。
主演にもそんなに思い入れはなく、どちらかと言えば「塚原あゆ子監督が?! 少女小説原作を?!」みたいな興味で観に行きまして。

いやーーーーーー良いんじゃない? これ、かなり良い実写化なんじゃない?
ジャパニーズファンタジー。異能の国ニポン。
世界観は冒頭でツダケンが全部語ってくれるので、原作知らなくても理解できると思う。
個人的に一番違和感あっためめ(ヒーロー)の銀髪は、観てる間に馴染んできまして。
ラブロマンスベースの能力バトルもの。とても好みだった。

封切直後かな? タイムラインに
「これプロモーションの仕方が勿体ない! 思ってた内容と(いい意味で)違う!」
みたいな感想が流れてきたんだけど、観てから改めて考えても売り方の難しい映画だなーと思った。
舞台はファンタジー日本だから、いわゆる大正浪漫的な時代要素は薄めだし。
能力バトル(敵は国家転覆を目論む謎の組織)要素も結構濃いめではあるんだけど……そこには少女小説的なラブロマンスが絡んでくるから、込みで楽しめないとキツい。
と、なると一番でっかいマスを狙うプロモーションは今の形になるのかなぁ……と。
↑は同好のオタク同士が口コミで広めるしかない魅力……。

ともあれ、観に行って良かったです。後押ししてくれたフォロワサンキュー!

 

刀剣乱舞 黎明
春映画!!!!! 春映画じゃないか! お前、久しぶりだな!
って感じの話でした。
ついったにも書いたけど、一番最初の審神者が映ったカットで雅な和風の間接照明(竹筒に穴をあけて模様を描いてるやつ)が7色に光ってたセンスに全てが集約されてると思う。雅を介さぬ罰だ。

これも先に観てたフォロワが「春映画」って言ってたから期待し過ぎずに見れたのは幸いだった。
継承のテンションで観に行ってたら大事故だった。
みんな大好きギャル主(仮)は良かったね。続編的なもので彼女の(仮)が取れる話をやるなら観に行きたいです。

靖子にゃんが圧倒的にお上手すぎるっていうのもあるんだけど、改めて難しいジャンルだなーと思った。
「とある本丸」システムが浸透して解釈の幅が広がってるけど、やっぱり歴史知識がねーとコンテンツの良さが活きてこないよね……みたいな。

フォロワと酒飲みながら「『次作の劇場版脚本執筆をあなたにお願いします』って言われたらどんな話にするか」を話したいな。